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2015年01月26日

アクティブバース(フリースタイル)& キネシオロジーでの出産経験



【アクティブバース(フリースタイル)での出産】

待望の第一子、元氣な男の子を沖縄宜野湾のアットホームで親しまれている
当山産婦人科LDR室(分娩台を使わずにおふとんで出産です)で、
日本古来からの方法で出産しました。

ちょっと薄暗い部屋に写真から見えますが、実際の出産ではもっと暗かったですよ。
動物も出産の時には、隠れて出産しますよね、人間も本来は、ひっそりと出産するんです。

※沖縄で、この形の出産が出来る病院はココだけだそうです。



1月10日の早朝、0530くらいに、妻に起こされる。

「ピンク色のモノが出ている、破水したみたいだよ、ちょろちょろ出てきている」

この日の深夜、
ウチのミラクル猫、たまちゃんは、いつもと違う事を感じていたようです。
(シャム系猫はストーカータイプで、いつも人と一緒に居たがります)

毎日一緒に寝ていた、たまちゃんが、
破水する直前の、この夜にはベッドに来なかったのでした。

妻も何か変だな?と思いながら寝床についたのでしたが、
たまちゃんは、出産が始まることを知っていたようです、
これぞ動物の勘ですよね、凄いなぁ~

すぐに病院に連絡し、受け付けてもらえることになりました。

妊娠37週に入ってからは、いつ産まれても良い状態になるため、
前駆陣痛が激しかった時に、いつでも本陣痛が来ても動けるように、
車中には年末から出産のための入院グッズが入っていましたので、
焦ることなく、冷静に自宅を出発できました。

車中、心配だったのは、

「たぶん破水したけれど、陣痛が来ていない、大丈夫かなぁ」

病院に到着、すぐに検査、破水確認、そして陣痛の状態を見てみます。



分娩監視装置(子宮収縮の強さと間隔をはかる器械)をお腹につけて、
陣痛と赤ちゃんの様子をチェック

陣痛は、まだ一定していなく、バラバラの時間帯で来ていましたが、
この器械で見ると11分くらいで陣痛が続いていましたね。

院長の検診から伝えられたことですが、子宮口は4CM開いています。
「子宮、産道、胎児の状況から17時までには産まれるでしょう」との事でした。

ココからが大変です、子宮口が開くまで色々なことをしました。

赤ちゃんが降りてくる、子宮口が開く、その度に陣痛が激しく起こるのですが、
なるべく楽に産めるように歩いたりもします。



陣痛

出産を前に子宮がくり返す規則正しい収縮のこと。またそのときに母体が感じる痛み。
初期には間隔も長く、「腹が張る」「硬くなる」といった程度だが、
お産が進むに連れて間隔が短くなり収縮の度合もきつくなり「痛み」を認識するようになる。




かなり痛みがあるときには、もちろん、言葉を出すことは出来ません。

「この痛みを何とかしてほしい」

目の前で妻が苦しがっているのを、私も体感していました。

今までの人生の中で最大級の痛みです、限界を超えているのです。

その痛みも、時間の経過とともに、どんどん強くなっていくので、

常に限界を超え続けているのです。



陣痛の痛み軽減サポートのために、腰回りの筋肉を押したりします。

代替療法のサポートも行ったのですが、あまりにつらい痛みの為、
ちょっとだけ私が離れても、「すぐにそばに来て」といった感じです。

妊婦さんの、陣痛の時こそ、夫のサポートを必要としていると思います。

キネシオロジーの筋肉反射テストを活用し、以下の修正を行いました。



・腰にホットパック
・アロマキャンドル、エッセンスはドテラのウィスパー
・ヒーリングチューニングフォークのシューマンウェーブ
・OM音叉CD(英国の天才キネシオロジスト故アランセールズ作)
・キネシオロジーテーピング(画像上)
・ヌーエッセンス(画像下)
・背中骨盤周りの筋肉マッサージ



その中でも陣痛のMAX時期に最も効果があったものは、

仙骨と腰椎に手を優しく触れる“Hands on Healing”でした。

お手当です、これが、もっとも効いたのです、人のエネルギーには未知の力がありますね。



そうして動いたり、休んだりしていた時に、子宮口が全開になり、

いよいよ私達の“お産”が始まりました。

アクティブバースの為、どのようなスタイルを使ってもいいのですが、

先に破水してしまったために、水中分娩の選択は残念ですが無くなってしまいました。
(痛みが、かなり減るお産になるそうです)



畳のお部屋で、お布団を引いて、その上での出産になります。

ひざまずいたり、横になったり、しましたが、なかなかお産が進まないので、
お腹の中の赤ちゃんに筋肉反射テストから尋ねると、

「おじぃにも一緒に居て貰いたい」というので廊下で出産を待つ義理父も、お部屋に呼び
(義理母はお部屋にずっと一緒に居ます)、

出産のために色々と陣痛が強くなる体位を探しました。

その陣痛も、姿勢によって、痛みが変わることがあります。
陣痛は痛いけれど、陣痛が無ければ赤ちゃんを産むことが出来ません。

強い陣痛の形を探し当てたのが、スクワット型でした。
私が椅子に座り、妻を正面から抱いて、いきむのをサポートします。



すると、陣痛に合わせていきんだときに、赤ちゃんの頭が見え、
陣痛がおさまると隠れてしまうという、「排臨」という状態になりました。

※赤ちゃんの頭が出るとき(発露)。
“膣口が伸びきらず裂傷を起こしてしまいそうなときは、必要に応じて会陰切開を行います”


「会陰切開をしようか?」という話をしているときに、最大の陣痛が始まり、
文字通りの如く妻と私は「赤ちゃんを産み落としました」
(正確に言うと、知念助産師が取り上げてくれました)



【妻の感想】

「陣痛が進み、赤ちゃんが降りてくると、

 骨盤の中が一杯になってきます。

 陣痛の強さに対していきむけれど

 自分の力だけで産むのではなく、

 赤ちゃんの出てくる力も必要です。

 ママと赤ちゃんの融合体

 いきみたくなる

 赤ちゃんが降りている、
 
 下にいるのがわかる、

 引っかかっているのがわかる、子宮に戻るのもわかる。

 赤ちゃんが「降りてきた、また戻った」

 最後の最後は引っかかってしまったのが、

 引っ込まなくなって、

 赤ちゃんが出た爽快感と、

 抱っこした感動。」




【出産直後】

産まれてすぐに、赤ちゃんがウンチを出しました、
お母さんから出てくる時に頑張った赤ちゃんは、どんどん排出するそうです。

ちょっときれいにした後で、へその緒が付いたまま、妻は赤ちゃんを抱き、

「可愛い」と言って、嬉し感動泣きをしていました。

それを見た私も、涙がこみあげ、嬉しい素晴らしい大切な時を過ごしました。



この出産は、
家族の一体化、当山産婦人科の院長の方針、助産師さんの情熱、スタッフの皆さん、
赤ちゃん、そして神様が素敵な純粋な赤ちゃんを届けて下さったと思います。



義理母の言っていた言葉が私の心に残っています。



「これが本来のお産だよ、感動したよ(涙)」



【参考資料*お産の日】
http://www.babycome.ne.jp/dictionary/b-0-1





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【齋藤慶太、これからの活動について】

産後の1ヶ月検診までは、妻と育児のサポートします。

いわゆる育メンです。

その後、2月には久米島に里帰りと、サトウキビ収穫のお手伝いをします。

3月中旬くらいには那覇の自宅に戻り、

キネシオロジーセラピーとセミナーを再開しようと思っています。

5月のゴールデンウィーク明けには全国のどこかで講座を開催する予定です。

9月のはじめから、2015久米島キネシオロジーヒーリング合宿も行います。

ようやく、一息ついたところです。

昨年の6月くらいから、頂いていたメールなどにも、お返事できる時間が出来そうです。

たくさんの方々に、長い間、ご迷惑をお掛けし、申し訳ありませんでした。

沖縄で新しい人生を歩みだした、齋藤慶太にご期待ください。

ありがとうございました。




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Posted by 赦しと愛の慶太 at 12:13│Comments(0)出産
 
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